ハワイでの安全2

 ハワイのビーチ、夜のワイキキ、レンタカーを借りる際の注意点などご紹介します。

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●ビーチ
 輝く青い海に白い砂浜を一度目にしてしまったら、誰もが遊びたい衝動に駆られるはずです。しかし、自分たちの荷物を残したまま全員で海に入るのは避けましょう。自分たちだけは大丈夫と安心せずに、荷物番をきちんと決めることが大切です。ワイキキのホテルはカードキーが主流です。カードに部屋番号が書いていないのは、落としたり盗まれたりしたときに、悪用されるのを防ぐためなのです。しかし、そのカードキーと一緒のバックの中に部屋番号を書いたメモやホテルでの飲食代の領収書などが入っていたら何の意味もありません。
ビーチには必要以上の現金は持って行かないようにしましょう。ドリンク代など少額の現金やカードキー、レンタカーのカギ、その他大切なものは、防水ケースにいれて、海に入るときも必ず肌身離さず持っていくのが一番安全です。防水ケースはABCストアなどで売っています。

●夜のワイキキは華やかな一面と裏表
 これはハワイに限らず全ての海外旅行に関して言えることですが、夜遅い時間帯まで出歩かないようにしましょう。昼間は賑やかで平気な場所でも、暗くなったら人気も少なくなり話は別です。特に、クヒオ通りより山側のアラワイ運河沿いは、夜遅い時間帯には行かないようにしましょう。カラカウア通りは深夜まで賑やかですが、それでもできるだけ暗い通りや路地には入り込まないようにしましょう。日本人はお金持ちだという印象を持たれているせいか、日本人観光客向けに麻薬を売りつける業者などが多く見られますので気をつけましょう。ホテルやコンドミニアムが人通りの少ない場所にある場合は、タクシーを使うなど、細心の注意を払いましょう。暗くなる前に帰ることが理想的です。

 歩道では、車やバイクを使ったひったくりの被害もよく見られます。ひったくりにあったとき、ショルダーバックを離さなかったために、ひったくりのクルマに引きずられて重傷を負ってしまったケースが過去に何度もあるので、万が一ひったくりにあっても、バックを離してしまったほうが怪我をしないで済む場合もあります。何よりも被害に合わないために、歩道を歩く時には、ショルダーバックなどは車道と反対側に持ったほうが安全です。

●レンタカー
 車内に物を置いて車を離れないようにしましょう。金品以外のものだったら盗まれることもないだろうと安心してはいけません。上着やサングラスなど、金品以外の盗難被害もよくあります。日本の車上荒らしなどとは違い、窃盗犯は道具を使ってロックを開けようとはせず、ガラスを割ったり、ドアの鍵穴を力まかせにこじ開けてわずが5秒で簡単に開けてしまいます。

 また、できる限りトランクにも荷物を入れないようにしましょう。特に、ビーチパークのパーキングなどでは要注意です。買い物途中やビーチパークなどでトランクに荷物を入れておかなくてはならない場合は、車を駐車してからトランクに物をしまってはいけません。ショッピングセンターなどで買い物袋をトランクにしまったら、一度車を別の場所に動かすくらいの用心が必要です。



  

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