イベント3
5月のイベントについて紹介しましょう。
5月1日
メーデーとして知られるこの5月1日は、現在では「労働者の日」として認識されています。アメリカなど世界中で労働者を称える決起集会などを開いています。しかし少し前までは「春を歓迎するお祭り」として多くの人々に祝われていたのです。春と一緒に二人のウエディングもお祝いしたいですね。
初めてメーデーが記録されたのは古代ローマ時代にまでさかのぼります。本来メーデーは、ラテン人やゲルマン人が花と春を司る女神・フローリリアの為に祝っていたとされています。この花と春を司る女神・フローリリアは花冠をつけた小さい像で表現されています。そのため、人々は彼女の為に多くの花を神殿や石像などに飾っていました。
このメーデーのお祝いは各地であります。それぞれの地域や国によって若干の相違がありますが、ほとんどの場所では朝早くに花を摘んで石像や教会などに捧げます。この際捧げられる花は春の象徴であり、またこれからの収穫を願うという意味を持っています。従って人々にとっては非常に重要な役割を担っていました。
またメーデーは、世界的に労働者の祝祭日ともされています。世界各地では労働者の団結と連帯の祭典が開かれています。その起源は1886年5月1日、長時間労働に苦しんでいたアメリカの労働者が8時間労働を要求してデモ行進を行ったのが起源とされています。
長年の労働者の活動を、結婚式を機に考えてみてもいいですね。
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