結納

キレイ学のススメ ~ビューティー28~

ビューティー28|西村有紀子 キレイ学のススメ

自分で奇跡を起こす方法

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは歯学博士、経営学博士でありセラピストの井上裕之氏の『自分で奇跡を起こす方法』です。井上氏とはある出版記念パーティーでお会いして、本書をいただいたのですが、本屋さんで次に来た時に買おうとマークしていた1冊でした。
本に書かれているのは、実際に井上氏が経験した自動車事故の経験で、良くて植物人間状態と宣告された奥様の奇跡の回復を支えた記録です。
井上氏は学ぶことで自らの精神を鍛え、前進させ、奇跡を生み出してきたと言っています。「苦しい時こそ、学べ。悲しい時こそ、学べ。」というフレーズが印象的でした。
今、もうだめだと諦めかけている人、何かをやめようとしている人にはぜひおすすめの1冊です。
そして、チャレンジする1歩を踏み出せずにいる人、身近な家族に優しい気持ちになれずにいる人にも、有効なアドバイスになるはずです。


アンダーラインポイント

妻の存在は大切なのに、今の状況は怖いと感じるのは妻の存在を否定しているように思いました。
現実から逃げてはいけない。
現実から逃げるのではなくて、現実を突破していく生き方をしたい。

人生は現実の問題よりも、現実をどう受け止めて、それを変えていくかのほうが大切です。

困難を経験することによって、経験しない人より深い愛情で人に接することができます。
人への愛だとか尊さだとか健康の尊さを知った自分がいるのです。
私は事故によって、圧倒的に強い魅力を身につけることができたと思っています。

苦しい時こそ学べ、です。
悲しい時こそ学べ、です。

心をお高めていくためには、いろいろな体験をすることです。
学びだけでは無理です。
学んで行動して、行動から気づいたことをどんどん自分で吸収していったときに、うまくいくこと、うまくいかないことも含めて、自分の中で心が広げられていきます。知らないうちに伸ばされていきます。

学ばないからお金がないのです。
学ばないから社会的な地位もないのです。
学ばないから将来も見えないし、学ばないから視野が狭い自分にも気づかないのです。
だから学んでください。

私は自分の経験から、学ぶことで幸せを手に入れることができると断言できます。

今以上に豊かな瞬間はありません。これから楽しいことが起こるとか起こらないとかなど、考えたところで誰も知りません。

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑や抱擁やキスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかを

だから今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そしてその人を愛していること
いつでも
いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないでね」を
伝える時を持とう
そうすればもし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから『最後だと分かっていたなら』より


目次

はじめに見えない力
第一章 人生を変えた瞬間
第二章 奇跡の瞬間
第三章 引き寄せる瞬間
第四章 成長する瞬間
おわりに 最後の瞬間
謝辞

最後かもしれないから、今日も愛してると言います。

愛し続けるのは無理である

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは脚本家であり日本相撲協会の横綱審議委員を務める内館牧子氏の『愛し続けるのは無理である』です。
掲題の通り著者は1人の男性を愛し続けるのは無理である、一生ラブラブでいられるなんて、若い女の希望的妄想である、という見解を示していますが、実際には人によるというところではないかと思います。確率的に言えば、“愛し続けられない人”の方が圧倒的に多いと感じますが、検証した実績もないのであくまでも印象の問題ですが・・。
著者は結婚をしていないので、そう感じているということでしょうが、結婚をしない人、したいけどできない人、が増え、婚活をしなければ結婚できないと言われている現代においては、こうした考えが主流になっていくのかもしれません。
一歩引いた位置から眺める男女関係は、ドラマティックではないもののむしろお互いに長く付き合うコツなのかもと納得させられます。
恋愛にちょっと疲れてしまった人におススメです。


アンダーラインポイント

「プロっていうものは、相手の熱をいかにさめさせないか、その手腕だからね」

30代というのは、ゼロからスタートを切りなおせる若さだ。私も今だからそれがわかる。30代はつい、10代や20代と比べて「トシだし」と焦るが、10代や20代は若いのではなく、青いのである。

そう、人生は短い。若い時代はさらに短い。いわば「夢の中の夕立ち」のように短くはかないのが人間の一生だ。としたら、すべてのことに対して、思いのままにやった方が、少なくとも納得はできる。

私は「合コン」とは、本来こういうものだと思う。心だの性格だのより、まずは顔や若さに目が行く場だと割り切った方がいい。男たちが「引いちゃう」年齢の女や、顔に自信のない女は、合コンに出てもみじめになるだけだ。「次こそは」と根拠のない期待を持って合コン通いを続けても、女にとって百害あって一利なし。

「真の愛はそんなにきれいには別れられない」と反論があろうが、真の愛だろうがなんだろうがどちらかが別れを言い出したなら、もう元にもどれないというのが私の考えである。としたら、大騒ぎしてヤジ馬を喜ばせるだけ損。もしも、男から別れを切り出されたなら、つまり投げ飛ばされた時、谷本選手のように「スッと立ち上がり、何ごともなかったかのように」日常に戻るなら、これはみごとな「残身」の美しさだと思う。

「東大が君たちに何をしてくれるかではなく、君たちが東大に何をしてやれるか。それを考えて欲しい。」
私の記憶に間違いがなければ、これは東京大学の佐々木毅総長が、東大生に向かっておっしゃった言葉である。

結婚すると女の人って、「精神的に落ちついた」って言うし、中には経済的に安定する場合もある。そういうメリットを得ながら、しばらくすると、「自分の世界が欲しい」とか、「夫の実家とは付き合わない」とかいろいろ言い始める。
メリットを得る以上、デメリットも引き受けなきゃいけないわけですよ。なんだか私は結婚って、男の方が損してる気になる。

私自身、人間はみな平等だと思っている。ただ、礼儀とか礼節ということは、平等とは違う次元のものとして存在する。それはイデオロギーではなく、文化だ。大人はそこをきちんと子供に教え、伝えることをあまりにも避け過ぎていまいか。


目次

前書き
Ⅰ愛して
Ⅱ磨いて
Ⅲ抗って
Ⅳ怒って
Ⅴ泣いて
Ⅵ暮らす
文庫版後書き

でも、私はずっと愛しているけどなぁ。

あなたのブランドを高める12のステップ

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはシカゴ大学MBAを取得後ボストンコンサルティンググループ、シティバンクなどを経て現在ゴマ・ホールディングス取締役社長の
斉藤広達氏の『あなたのブランドを高める12のステップ』です。
セルフブランディングがサラリーを決めると言われている現在、自分ブランドを意識していない人は勝ち残って行けません。セルフブランド構築論としては入門書的な内容ですので、初めての試みの人は必読です。年収をUPしたい、転職時に有利な条件を勝ち取りたいという人は、まずは自分自身の価値を高めるところから始めてください。
本書でもブランドとはある分野で“徹底的に尖っていること”が必要であると言っていますが、先日ある社長が「出る杭はフェラーリに乗れる」と言っていたのですが、まさにそこなのだと思います。
出る杭になるにはまず自己分析から。若手社員に特におススメです。


アンダーラインポイント

自分に酔えないようなビジネスマンでは、人を酔わすことなどできない。高いモチベーションと、絶対成功するという強い信念で、どんな困難にも立ち向かうという姿勢が、周りの評価を変えていくのだ。

目指すゴールが明確でなければ、そこに向かう情熱は生まれてこない。そして、その情熱がなければ、成功に向かってまい進するために不可欠な戦略や手法も、宝の持ち腐れになってしまうのだ。

「個性的でありなさい。他社から欲しいと思われるような人材になりなさい」

では、強みとはどのようにして作られたのか。これは「資質」と「累積経験」の2つがもたらしてくれたのだ。

ブランド論では、この弱みの矯正のことを「ポイント・オブ・パリティ(平価点)」と定義する。競合ブランドと比較されたときに、致命的な弱みを露呈してしまうことで、そのブランドは選ばれなくなるという考え方だ。

・ 尖り続けること
その哲学や姿勢、イデオロギーに賛同および感動させること

また、電子メールの最後に“あなた”ブランドの哲学を一言添えるのも、簡単だが効果の高いメッセージ発信方法だ。


目次

はじめに
第1章 輝ける“あなた”ブランド戦略を構築せよ!
第2章 あなただけの武器を作れ!
第3章 宣言し、証明することでブランドは構築される!
第4章 さらなる成長と進化を繰り返すブランドへ!
あとがき
文庫化にあたって

内需拡大に新しいスキルを習得中です。

読書進化論

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは経済評論家であり公認会計士の勝間和代氏の『読書進化論』です。
読書のススメの本かと思って購入しましたが、半分以上が本を書く側の心構えのような内容でした。
しかし、本を書いて売るということは、私たちの物を作って売ったり、企画を作って売ったりという別分野のビジネスとも共通の部分がたくさんあり、非常に参考になります。
ビジネス書で驚異的な売り上げを上げている“勝間本シリーズ”ですが、社会のしくみを試すがごとく、さまざまなマーケティングを実施している勝間氏の戦略が本の売り上げに繋がっていると改めて感じさせられる内容です。
そして、「本を書く努力の5倍売る努力をする」とありましたが、私たちビジネスパーソンは、良い商品を作ることは当たり前で、売る努力までがワンセットになっていなければならないのだと、ビジネスの基本を再確認させてくれます。
これから著者になりたいと思っている人には大いに役立つはずです。本屋さんに行って、良書を見分ける基準も示されていますので、本に少し縁が薄くなりがちな人にもおススメです。


アンダーラインポイント

私は、本というものは、「著者が書店を通じて見知らぬ人たちに名刺を配っている」イメージに近い、と思っています。

私にとってウェブ・サーフィンの価値は、テレビのザッピングとほとんど同じなのです。テレビやネットではコンテンツの幅は広げられますが、深みを得るのは難しく、カバーをしている範囲は広いけれども、質の高さについては保証できないという欠点があります。

全体的に、和書より翻訳書のほうが、とんがったトピックが入っている確率が高いと私は思います。なぜなら、日本人しか書いていない和書に比べて、翻訳書には世界中から優良なコンテンツが集まってくるからです。

「人生のステージが変わる」、というのは具体的は、作家の本田直之さんが『レバレッジ人脈術』で書かれた「本を出すことはIPO(新規株式公開)に似ている」という表現がいちばんぴったりだと感じています。

私が「えっ」という基準は、「ウェブより質が高いかどうか」です。
あるいは、「友だちの話」より質が高いかどうかがポイントです。

本のレベルを見るなら実際に手に取って見たときに、ウェブや友人の話を越えて、自分がハッとするものが入っているかどうかがポイントになります。

「わあ、イマイチ」と感じる本は、著者のフレームワークが、自分がすでにもっているものよりも広くもなければ深くもないか、本当は深くて広いのだけれど、うまくことばになっていないかのどちらかです。」

自分の知っているフレームワーク内に収まってしまう書籍は、読む必要はありません。

本を読むことのイメージは、人とのランチ・ミーティングとも似ていると思います。
1回のランチ・ミーティングで相手と楽しく、いろいろな話をしていても、本当にあとあとおもしろいとか、今後すごく役に立つ、というような知恵は、1時間でせいぜい、ワンフレーズかツーフレーズです。

私はいつも、「書く努力の5倍、売る努力をする」と説明しているのは、実はこういう意味なのです。本は書くだけではなく、売ることを合わせて、完結すると思っているためです。

私は、出張のため、東京駅に行ったときに、たとえば新幹線に乗るまで30分あるとすると、丸善丸の内本店に行って、自分の本のポップを書いたりします。ポップ1枚書くだけで売れるのでしたら、それはたいした手間ではありません。


目次

はじめに
序章 成功や自由は、読書で手に入れる
第1章 人生を進化させる読書がある。
第2章 進化している「読む」技術
第3章 「書く」人も進化する
第4章 「売る」仕組みを進化させる
終章 これから「読みたい」「書きたい」「売りたい」と思っているみなさんへ
私を進化させた20人の著者
巻末資料
おわりに

私も手書きPOPをドレス展示をしているところに置いてみようかな。

いつもいい方向に人生が動く1%の人たち

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはマリンバ奏者であり作曲家、フランス財団賞をはじめとする数々の賞を受賞するフランソワ・デュボワ氏の『いつもいい方向に人生が動く1%の人たち』です。
掲題の1%の人には誰もがなれる資質があり、そうなるためのデュボワメソッドを公開しています。
自分が手に入れたものは、人に伝える義務があるとし、人間は何1つとして物質的なものは墓場まで持っていけないのだから、手に入れたことは与える気持ちでいること。そして、努力の本来の意味は自己投資であるという考えは、一貫性があり著者の“利他”の意識といい意味での“利己”の意識がベストマッチングしているといえます。
少しだけ、人生の荒波で求心力を失っていると感じている人にとって、新たにマストを張りなおす勇気を与えてくれる1冊です。ぜひ読んでみてください。


アンダーラインポイント

人は誰も、手にしたものを人に伝える義務がある、とレイは言いました。

いったん自分が手にした「物」や「価値観」には固執してしまうのが人間です。でも、同時にそういうものを抱えすぎることで自分の心と身体を重く、鈍くしてしまうのです。
僕はこれを“ぜい肉”と呼んで、無駄なものと考えるようにしています。

もしかしたらあなたは、同僚や友人に何か言われるのが怖いのでしょうか。
今やろうとしていることは変だという心の声が邪魔をしているのでしょうか。
それらはすべて、あなたが動き出し、“心のぜい肉”を落としていけば、取るに足りない些細なものばかりのはずです。
動き出せない原因を見つければ、自然に次のステップが見えてきます。

どうしてそんなに間違いや失敗を恐れるのでしょうか。
子どもの頃、自転車に乗れるようになったときのことを思い出してみてください。
一度転んでも、
それで自分がダメなんて思わなかったはず。二度三度繰り返して、
どうバランスをとったらいいのか、どう足を動かしたらいいのか、うまくいかなかったところを修正し、やり直し、違うやり方をどんどん試していたはず。そこに「失敗はダメなこと」という考えはなかったはずです。

「やる失敗」だけでなく、「やらない失敗」も存在する、ということを知ってください。

今直面している問題を解決するときも、目の前のことだけを見るよりも、振り返って過去の経験を2~3ケース分析してみると今の問題がきれいに解決する。あるいは2~3ヶ月後の状態を想定して逆算すると、取るべき行動が見えてくることがあります。

ルーチンワークと変化、それをバランスよく行っていくことで、活動範囲は少しずつ広がり、やがて自分なりの道を刷新できるようになります。

何らかの成果を手に入れる人と、それができない人の差というのは、思ったことを「思っているだけの人」か、「行動している人」かというところではないでしょうか。たいていの人は、取り返しのつかない状況になってやっと気がつきます。

努力の本来の意味は、自己投資である

そして、「決めたら」すぐに「行動する」こと。
「いつか」が永遠に来ないことは、自分がいちばんよく知っているはず。

つらいこと、苦しいことの原因は外にはない。うまくいかないことのいちばんの解決策は、実は自分が持っている。


目次

はじめに
序 自分の可能性を掘り当てる!
Ⅰ 自分を最大の見方にするデュボワ式発想
Ⅱ いい方向に人生が動く、成長の法則
Ⅲ 自分の心に問いかける10の質問
おわりに・・もっともっと「行動」しよう

「努力の本来の意味は、自己投資である」この言葉が心に刺さりました。

21日間で夢をかなえる魔法のノート

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは沖ヨガとの出会いにより、ヨガの成功哲学を学び、難病を克服。自らの経験を活かした成功哲学をもとに経営コンサルタントとして活躍、30冊以上の著書を持つ見山敏氏の『21日間で夢をかなえる魔法のノート』です。
実際に書き込んで使用するノートなので、アンダーラインポイントは少なめですが、その効果は期待以上でした。
私自身もこのノートの指導に従って記入を始めましたが、なんと始めて6日目で、大きく人生を変えてしまうほどのシンクロニシティを経験し、その後、今までまったく予想外の好展開に進んでいます。書けば書くほどに夢の実現が早まる情報や、人を引き寄せてくれる、タイトル通りの“魔法のノート”です。21日分の内容になっていますが、追加で2冊買いました。たったの850円で人生が変わるとしたら?
だまされたと思ってやってみてください。ただし、真面目に取り組まなければ効果はありません・・。


アンダーラインポイント

アメリカのエール大学の卒業生を対象にした、ある面白い調査がある。
調査員が、ある年の卒業生に対して
「明確で具体的な人生目標はありますか?」
「その目標をどこかに書いていますか?」と質問した。
この質問にYESと回答したのは。全体たったの3%にすぎなかった。
そして、この20年後の追跡調査で驚くことがわかった。
なんと、具体的な目標を書いていた3%の人の年収は、残りの97%の卒業生の年収を合わせた額よりも上回っていたのだ。

そう、夢をかなえること、幸せになるのには、学歴も、生まれも関係ない。
「明確な夢」と、それを「書き続けること」。

紙に書くと夢がかなう仕組みは、「脳のしくみ」にある。脳に「目標」を与えると、情報をいっきに集めだすのだ。

潜在意識には想いを現実化させる力があるのだ。あなたが想像で繰り返し想ったことを現実にしてしまうのだ。

なぜなら、潜在意識は現実と想像の区別がつかないのだ。

夢が実現するとき、不思議な偶然の一致が起こり始める。

このような、不思議な偶然の一致のことを、心理学者のユングは、「シンクロニシティ」(共時性)と名づけた。


目次

この本で簡単・効果的に夢をかなえよう
ノートを付けた人の声
<図解>この本の使い方
☆ Chapter1 なぜ、紙に書くとあなたの夢はかなうのか?
☆ Chapter2 夢をかなえる21日かなえる21日間ノート
☆ Chapter3 21日間であなたを変える7つの習慣
☆ 付録

おかげで新しい事業が1つ立ち上がります。

カモメになったペンギン

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはハーバードビジネススクールの松下幸之助寄附講座リーダーシップ教授のジョン・P・コッター氏の『カモメになったペンギン』です。これはいわゆるリーダーシップ論を寓話風にアレンジしたビジネス書です。
話自体はあるペンギンの生息している氷山が長く持たない!ということに気づいた1羽のペンギンがリーダーシップを発揮して、仲間全員を助けるという物語形式になっています。ペンギンたちが実行したのは①危機意識を高める②推進チームをつくる③ビジョンと戦略を立てる④ビジョンを周知する⑤メンバーが行動しやすい環境を整える⑥短期的な成果を生む⑦さらなる変革を進める⑧新しいやりかたを変化として根付かせる。といった形で、時代の流れに柔軟に対応しながら、最高の結果を出すスキルを展開しています。
ビジネス書はちょっと苦手・・・という人にも、非常に論理的に、易しく理解できる内容です。気軽な気持ちで通勤時間にも読んでしまえる1冊です。


アンダーラインポイント

変革を要求される局面は枚挙にいとまがありませんが、変革にうまく対応することは容易ではありません。我々の研究では、調査した事例の70パーセントが、必要な変革に着手していない、やってみたが失敗した、やってみて成功したが当初の期待にはほど遠い、のいずれかであることが明らかになっています。

歴史に名を残す偉大な指導者たちを研究すると、彼らは人間の感情と理性の両方に語りかけています。

現状への甘えを手放す代わりに危機意識を高めることで、コロニー救出の第一歩を着実に進むことができると信じることにした。

空腹が満たされた後、ルイスの進行で話し合いが再開されたが、そこでは、氷山の融解の問題やこれからの行動計画にはほとんど触れなかった。その代わりに彼が注目したのは、人生や愛する者のこと、それぞれの夢や希望といったテーマについてだった。

ルイスはこれまで多くの難題をうまく解決してきたが、それは変革を指揮するには、チームをまとめるというステップが不可欠だと知っているからだった。

「今直面している問題は、私たちを支えるものが永遠にそのまま続くわけではないということでしょ」

答えの見つからない疑問は、教授をひどく動揺させた。しかしそのような精神状態でも、その夜、教授はぐっすりと眠りについた。彼は、メンバーたちが新しい未来、ふさわしい将来へのビジョンを生み出すことに成功すると信じていたからだ。

この氷山は、我々そのものではない。ここは今我々が住んでいるというだけの場所に過ぎない。

彼女はさっき思いついたアイデアを手短に説明した。氷板のポスターにスローガンを掲示しようというのだ。「彼らがさっき耳にしたことを思い出させる必要があると思うの。それも四六時中。」

時が過ぎて、コロニーは繁栄し、ますます成長を続けた、彼らは新たな危機に直面してもそれも乗り越える力を着実に身に付けていた。少なくともその一部は、氷山融解の大冒険から学んだものに違いない。


目次

なし

みんなに周知させるのはやはり張り紙なんですね。会社のトイレに貼ってみようかな。

願いをかなえるシンクロニシティを起こす方法

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは株式会社ソフィアマインド代表取締役見山敏氏の『願いをかなえるシンクロニシティを起こす方法』です。先日紹介した『21日間で夢をかなえる魔法のノート』の著者でもありますが、この2冊を読んで実行すると、効果倍増です。
とにかく、今現在難問に直面している人、もうダメかと何かをあきらめようとしている人、絶望の淵にいる人には直球で心に響くフレーズがたくさんあるはずです。そして、著者の言う「不思議なもので問題や壁が大きければ大きいほど、乗り越えた後に得る成果はそれ以上に大きなものが返ってくるのだ。「逆境こそが転換のシグナル」なのだ。」という言葉に勇気付けられ、「この世界のすべての人があなたを見捨てるようなことがあっても、あなた自身はあなたを見捨ててはいけない。」に感動し、シンクロニシティを信じて継続することで、必ず成功への特急列車に乗る方法を見つけられるようになるはずです。
先述のノートとセットでおススメです。ぜひ“実行”してみてください。その効果に自分自身が驚きの連続でしょう。


アンダーラインポイント

同じような波動を持つ、同じような人を引き寄せる。

★ 3つの悪癖を撃退する
① 他人のせいにする癖
② 自己限定する癖
③ 先延ばしにする癖

まだ成功していないのは、成功する寸前であきらめているからである。

誰にでも、その人にしかない素晴らしい才能が必ずあるはずだ。
その才能を生かし、先ほどもお話した「継続」をすれば人生は大逆転できる。つまり、「1点集中」と「継続」である。

趣味の段階で頭角を表すには、最低3ヶ月はのめり込もう。少なくとも生計を立て、それで飯を食おうとすれば3年は心底打ち込む必要がある。

そんな素敵なひらめきやインスピレーションが起きるのも、いつも「自分が大好き、他人も大好き」で過去にとらわれない前向きな心を持っているからである。

私たちが何か夢を実現しようとか、あるいは願望を達成しようとする時、その夢や願望が今の現実とかけ離れていればいるほど、またそれらが大きければ大きいほど、その前に横たわる障害や困難も大きい。

「成功=プラスあるいはマイナス×生まれ持った能力×やる気」これが人生における「成功の方程式」である。

失敗、挫折、障害、苦労なども、その人にとって絶対必要なものである。
そうした逆境にあうことによって、今まで気づかなかった多くのものに気づくのである。

不思議なもので問題や壁が大きければ大きいほど、乗り越えた後に得る成果はそれ以上に大きなものが返ってくるのだ。「逆境こそが転換のシグナル」なのだ。

「プラス思考の積立」は金利の高い定期預金

怒り狂っている人の体液には、多くの毒が発生していると言われる。

マイナス感情はどんな時生じるのだろう。
それは自分の思い通り行かない時である。

この世界のすべての人があなたを見捨てるようなことがあっても、あなた自身はあなたを見捨ててはいけない。

成功という輝かしい未来を、より確実に引き寄せる方法は、自分の「やる気」に火をつけ続けることである。

強く強烈に想った「熱烈思考」は、強力な磁石のような吸引力を発する。

そんな燃えるような恋愛と同じ想いで願望に恋し、その達成に対して熱烈にプロポーズすることだ。願望を最愛の恋人にすることだ。

成功する秘訣、それは「成功の先取り」である。

不完全な条件の中でまず走り出し、その中で徐々に条件を自ら整えていくのが願望実現のコツである。

成功を次々に重ねる人、幸運の波に乗っている人は、いつもグットタイミングでこの超特急列車に乗り込むことのできる人たちである。

しかも、乗り換えホームに到着すれば、必ず次の超特急列車が彼らを待っている。

天才と凡人の違い、それはビジョンを描く描き方の違いでもある。凡人と言われるほとんどの人は、あまりに正直に生き過ぎている。何に対して正直かというと、現実に対してである。


目次

はじめに
1章 人生を好転させるシンクロニシティ
2章 シグナルを受け取れる成功体質をつくる
3章 チャンスを確実につかむ習慣
4章 イメージ法でシンクロニシティを次々起こす!
おわりに

シンクロニシティが毎日起こりだしました!

出逢いの大学

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは大手建設会社を経て大手総合情報メディア企業に転職という異色のキャリアをもち、友達ゼロの状態からわずか3年で3000人以上の交友関係を築き、活躍中の現役サラリーマン千葉智之氏の『出逢いの大学』です。
起業家や、コンサルタントの書く人脈本と違い、現役サラリーマンの視点から書かれた人脈構築ノウハウは、今すぐにできることばかりで、特に何かを成し遂げたいと思っていなくても、仕事を円滑に進めたい、楽しいプライベートタイムを作りたい、といったことにも有効で、もちろん人生で大成功を収めたいという人にも根本理論は同じですので、参考になるはずです。
数多く会う、人を区別しない、Give&Giveの精神といった人脈はもとより、人付き合いの基本を見直すにもよいきっかけを与えてくれます。
言葉は非常に平易に書かれています。新入社員に必読書として手渡すのも良いでしょう。
人脈本を読んだことのない人には、ぜひ入門書としておススメします。


アンダーラインポイント

「日ごろのコミュニケーションの結晶」=「人脈」なワケです。

つまりつきあう人によってあなた自身も変わってくるのです。

あなたが「俺のまわりにはろくなヤツがいねえなあ」と思っているとしたら、その時点であなたが「ろくなヤツじゃない」ということになります。

逆ミラーの法則イケてる人と交流しよう!

人のためにいろいろやってあげてるときほど、あ~ら不思議、冴えたアイデアが次から次へと浮かんできます。

新しい人たちと出逢うためには、昨日までと違うことをしなきゃだめなんです。

・ 定期的に
・ かならず
・ 否が応でも
人と出逢うようにする、ということです。

「情報は発信するところに集まってくる」

「だれに対しても同じように振舞う」

重要なのは、「好きじゃないけど、嫌いってほどじゃない。だって世の中にはいろんな人がいるんだし」の精神です。

主催者に紹介してもらう。なんといってもこれです。これがいい人と出逢う最良の方法です。


目次

はじめに
第1章 人脈について考えてみよう
第2章 毎週知らない人に会いなさい
第3章 黄金の人脈を作る振る舞い方
第4章 黄金の人脈を作るテクニック集
おわりに

そして、主催者と仲良くなる、が実は最も有効だと私は思います。