結納

婚約指輪(エンゲージリング)

婚約指輪(エンゲージリング)

指輪の入った箱をパカッと開けて、大好きな彼から突然のプロポーズ…。 誰もが憧れますよね。 人生の中でも心に残る本当に素晴らしい瞬間です。
そのプロポーズの際の指輪を婚約指輪(エンゲージリング)といい、結婚を決めた証として男性から女性へ贈られます。もちろんプロポーズの後にふたりで一緒に選びに行くといカップルも多いですけどね。 そもそも「指輪」の意味はご存じですか?

指輪が生まれ、交換する意味が生まれたのは古代エジプトといわれています。 指輪の円形に永遠に途切れぬものという意味を重ね、相手と一つになる、ということを表現したそう。そして古代ローマ時代に、約束の証として使われていた鉄の輪を婚約指輪として用いたのが始まりといわれています。 また、薬指にはめる意味も古代エジプトの言い伝えにより、左手の薬指というのは心臓に一番近い指とされ、愛のパワーが流れる大切な指とされてきました。そこから薬指に指輪をはめるという文化が生まれたのです。

日本では1960年代ころから婚約指輪が普及し始めました。 当時は真珠や誕生石の婚約指輪が主流だったようです。 「婚約指輪は給料の3ヵ月分」なんて話を耳にしたことがありますよね。 実はこれ、1970年代にジュエリーメーカーがダイヤモンドの市場を拡大するために打ち出したキャンペーンに過ぎなかったのです。 このキャンペーンにより“婚約指輪は給料3ヶ月分のダイヤモンドリング”という文化が根付き、現在でも婚約指輪は90%以上がダイヤモンドをあしらった華やかなデザインのものになっています。 しかし、ダイヤモンドでなければならないという決まりもないので、最近はお互いの好きな宝石だったり、宝石は使用しなかったりと様々です。 金額は実際にはお給料の1ヵ月分+αといったところでしょうか。

結婚するにあたり、用意すべき指輪は3つあります。 1つは婚約指輪、もう2つは二人でつける結婚指輪です。 結婚指輪は日常的にはめて生活するものなので、デザインも控えめでシンプルなものが一般的となっています。 金額も婚約指輪の半額というのが一般的なようです。 婚約指輪は結納や顔合わせの際などにはぜひとも披露したいところ。 遅くとも結納や顔合わせの前までには婚約指輪を手元に用意しておきたいところですね。

婚約指輪 ダイヤモンドのカットの外形

結婚式の婚約指輪のダイヤモンドの輝きを決めるカットにも様々な種類があります。カットが違うと印象も大分変わります。お気に入りを見つけましょう!

ラウンドブリリアントカット(オーソドックス) ⇒ ラウンドブリリアントカット
もっともポピュラーな丸型。婚約指輪のダイヤの輝きを最も引き出すのはやっぱりこの形です。

ファンシーシェイプ(ラウンドブリリアントカット以外) ⇒ ハートシェイプ
2人の愛の証としてピッタリ!なハート型はとってもロマンチック。婚約指輪の注目株です。

オーバルシェイ
ダイヤの大きさを強調できる楕円型。婚約指輪にやわらかい雰囲気が出ます。

ペアーシェイプ
しずくを逆さまにしたような形がかわいらしいペアーシェイプは個性派のあなたに。洋ナシ(ペアー)の形に似ていることからペアーシェイプと呼ばれています。

マーキースシェイプ
楕円形の先端がさらに尖った形のマーキースシェイプ。すっきりシャープに見えて、とってもクラシカルな印象です。

婚約指輪(エンゲージリング) リングのアームの素材

婚約指輪の第一印象を決めるアームの素材。それぞれの特徴と普段のファッションを考えて選ぶのが正解です。

プラチナ
純白の輝きと希少性の高さ、変色や変質をしない安定した性質と耐久性と、エンゲージリング・マリッジリングの一番人気。その清楚な面持ちはダイヤモンドとの相性もピッタリです。

ホワイトゴールド
同じ白い輝きを持つ金属でもプラチナより優しい色合いなのがホワイトゴールド。プラチナに次いで人気の金属です。

オーバルシェイ
ダイヤの大きさを強調できる楕円型。婚約指輪にやわらかい雰囲気が出ます。

イエローゴールド
錆びたり腐ったりしないゴールド。欧米では古くからウエディングにふさわしいと人気の素材です。日本人の肌に馴染む色という点からもオススメ。

婚約指輪(エンゲージリング) ダイヤモンドのセッティング

セッティング方法によってリングの表情はかなり変わります。好みやライフスタイルに合わせて選んでみましょう。

立て爪
エンゲージリングに最も多いセッティング方法で、文字通り爪を立てて石を留めています。石に最も多くの光を取り込んで、より輝かせることができる伝統的なスタイルです。

パヴェ
『パヴェ』とはフランス語で「敷石」という意味。アームに敷き詰められたダイヤモンドがキラキラ光ってとっても豪華。

フクリン留め(伏せ込み)
爪ではなく石を覆うようにして留める方法。カジュアルで、かつスタイリッシュな印象に。結婚後も仕事を続けたいキャリア派や、エンゲージリングをさりげなくつけたい人にオススメ。

レール留め
2本の地金に石を挟み込んで留める方法。エンゲージリングとマリッジリングを兼ねたタイプとしても人気。

婚約指輪(エンゲージリング) ダイヤモンドの基本デザイン

婚約指輪の定番はソリティアと呼ばれる中石が一粒ついているタイプですが、その他にもデザインはたくさんあります。お店に出向く前に自分好みのデザインを見つけておきましょう。

ソリティア
婚約指輪の定番。ダイヤが最も美しく引き立つデザインで、ティファニー社が考案したスタイルとしても有名。

モチーフ
ハートやリボン、花などをデザインにしたタイプ。女の子らしくかわいらしい印象になります。

フクリン留め(伏せ込み)
石の周りを覆うようにして留める留め方でスタイリッシュな印象に。爪で服を引っ掛ける心配がないので、普段使いしたい人にオススメ。

サイドストーン
中石の両脇にメレダイヤや両石などをあしらったデザイン。その数や形状でリングの印象が全く変わります。色石はピンクダイヤやブルーダイヤが人気。

パヴェ

アームにメレダイヤを敷き詰めたデザイン。とってもゴージャスな印象です。

メレ
0.02ct前後の小粒のダイヤモンドのこと。サイドストーンやパヴェなどに使われます。

婚約指輪の予算

かつては『婚約指輪は月給3か月分』などと言われていましたが、現在の婚約指輪の相場は30万円~40万円、給料の約1か月分となっています。地域によっても差がありますが、給料の3か月分の婚約指輪を贈っている男性は非常に少数となります。
結婚は婚約指輪を贈ったら終わりではありません。これから二人で生活していかなくてはならないのです。無理をせずに購入できる金額のものがよいでしょう。  
婚約指輪にかける金額は減少傾向にあります。以前よりも婚約指輪に対する考え方が変わってきていることがその理由の一つです。 まず婚約指輪よりも結婚指輪を重視するカップルが増えています。一生の記念になる婚約指輪にこだわりたい気持ちはあるもののあまりにも豪華で華やかな婚約指輪を普段使うのはちょっと…という女性が多く、それならば婚約指輪よりも結婚指輪にお金をかけようというケースが多いようです。実際に婚約指輪を普段から着けているという女性はかなり少ないです。最近ではこのようなカップル向けに、婚約指輪と結婚指輪を一緒にしたデザインの指輪も出てきています。結婚指輪だけでなく、結婚後の生活で必要な家具や新婚旅行にお金をかけたいと考えているカップルも多くなっています。 また、ダイヤモンドよりも婚約指輪のデザインやブランドにこだわる女性も増えてきています。婚約指輪の人気のブランドも、こうしたニーズに合わせて手頃な価格から婚約指輪を用意するようになりました。新鮮なデザインのリングや、世界にたった一つの婚約指輪ができるフルオーダーシステムも大変人気があります。  
婚約指輪を選ぶ際に一番大切なのは指輪を贈る気持ちです。値段だけにとらわれる必要は全くありません。ジュエリーショップでは、幅広い金額の婚約指輪が展開されているはずです。お二人の予算に合わせて、記念に残るような素敵なリングをプレゼントして下さい。

婚約指輪の選び方

Point ① 予算を決める
リングは品質や価値にこだわれば、どんどん高くなります。せっかくコレだ!!と思うものを見つけても、手が届かなければ意味がありません。最初に予算を決めておきましょう。

Point ② 出来るだけたくさんのリングを見ること
たくさんのリングを見ればそれだけ目が肥えてきて、石の質なども自分の目で見て見分けられるようになっていきます。とにかくどんどんお店に足を運びましょう。

Point ③ 必ず試着すること
服と同じで、リングもつけてみないとデザインや素材が自分に似合うのか分かりません。それに、ずーっとつけるものだからこそ、付け心地も確認しましょう。

Point ④ 一回で決めないこと
リングの価値はたくさん見れば見る程だんだんと分かっていくもの。いくつかのお店を回ってみて、最初に見たものが良ければ戻ればいいのです。あとで後悔しないためにも、じっくり吟味して選びましょう。

Point ⑤ 『4C』の優先順位を決めておくこと
できるだけ大きくて質の良いダイヤが欲しいと思うのは当然です。でもこだわればこだわるだけ、値段も上がってしまいます。自分達の予算に合わなかった時に『4C』の中で何を優先させるのかを考えておくと、お気に入りのリングを見つけやすくなります。