結婚式での写真撮影のマナー

最近ではフェイスブックやツイッターが流行っているためか、どこに行ってもよく写真を撮っている人がいるようになりました。街を歩いていてもレストランで食事をしていても、いろいろな場所からカメラのシャッター音が聞こえてきます。
そんなことを思っていたら、先日テレビでこの写真撮影がマナー違反かどうかという特集をやっていました。時と場所を選んでまわりの人への配慮を忘れずにという結論でしたが、これを聞いていて私が思い出したのが結婚式での写真撮影です。
ウエディングケーキの入刀の場面や友人たちに囲まれての記念撮影はもちろんいいのですが、挙式中に写真を撮っている人もよく見かけます。仲の良い友人の結婚式なのでいろいろな場面を写真に残したいという気持ちはわかりますが、十字架を前にした神聖な儀式の最中にカシャッという音は似合いません。また、プロのカメラマンが撮った写真で、参列者の多くがデジカメや携帯電話で写真を撮っているというものも見かけたことがあります。後から新郎新婦が見たらどう思うのでしょうか。ふたりの門出を祝うおめでたい結婚式の場だからこそ、最低限のマナーを守ってモラルのある行動をしたいものです。