結婚式で配られた手作り新聞

友人の結婚式で配られた二人のオリジナル新聞には心温まるエピソードがたくさん載っていました。

結婚式で配られた手作り新聞
私の友人が先日式を挙げました。友人は、ペーパーアイテムを作る会社に勤務していて、デザインにはこだわりを持つタイプ。そんな友人の結婚式なので、何かしら手作りのアイテムを入れてくるんだろうなと思いワクワクしていると、その期待は早々に叶いました。受付の時に、席次表と一緒に二人の手作り新聞が配られたのです。表紙には、二人の笑顔がアップになっている写真とその隣に「ついに結婚!」と大きな文字が。とてもインパクトのある表紙に、思わず笑ってしまいました。中の記事は、二人の馴れ初めから簡単なプロフィール。面白かったのが、両親へのインタビュー記事です。結婚の挨拶に来た時のようすを語っていました。「ガチガチに固まった青年で、足が痺れてトイレに立つ時にはフラついているし、大丈夫かと思いましたが、しっかりと目を見て挨拶してくれたので、安心しました。」という一文がとても印象的で、プロポーズの時もガチガチに緊張していたという話を聞いていたので、とても真面目で誠実な人なんだなという印象を受けました。結婚式が始まると、タキシード姿の新郎は手と足が一緒に出ているかのような緊張ぶりで、会場から笑いが起きました。そして、ウエディングドレス姿の新婦を見た時の新郎の優しい笑顔。とても素敵な瞬間でした。こんな彼なら友人はきっと幸せになれる。そんな風に思わせてくれる式でした。