初めて和婚の結婚式に出席。憧れが高まりました。

　先週出席したJくんとFちゃんの結婚式は、神前式でした。場所は鎌倉の鶴岡八幡宮で、とても由緒ある式場です。Jくんは、ふだんDJをしたり現代アートの企画をしたりしている人なので、「え？神前式なんだ」とちょっと驚きましたが、最近特に日本の古い文化に興味があって、「自分は絶対和婚でやりたい！」と決めていたのだそうです。

　当日、控室にJくんが挨拶に来ると、友人一同から「おーっ！」と驚きの声が。いつもだぶだぶのTシャツにカーゴパンツ姿しか見たことがなかったので、紋付き袴がすごく新鮮でした。たとえ普段着なれていなくても、日本人ならやはり様になるのだなあと感心。

　やがて本殿に移ってスタートした式は、私にとって初めて参加する神前式。神主さんの祝詞も三三九度の盃も巫女さんの舞も、全ておごそかで素敵でした。何か、お正月に神社に参拝にしたときに感じるすがすがしさみたいなものを感じて、神前式、とてもいいですね。

　その後、披露宴は神社の近くの古いレストランへ移り、レストランウエディングでフルコースを頂きました。新婦のFちゃんは、式のときは白無垢、レストランでは豪華な振袖。この振り袖の柄がクラッシックでとても素敵だったので、思わず「素敵！」とじっと見ていると、おばあ様の代から伝わる立派なものなのだそうです。着物は何代もにわたって着ることが出来、思い出のバトンタッチが素敵ですよね。

　今回初めて体験した和婚。白無垢の清楚で上品な姿も素敵だったし、「私も結婚するときは和婚にしようかな」と夢が膨らんだ一日でした。