ベニスビーチは、おしゃれな若者の街として、日本でも有名ですが、この街の歴史は浅くはなく、20世紀初頭にまでさかのぼります。ベニスという街の名は1905年、イタリア出身の不動産家Abbot
Kenney が故国イタリアの水の都ベニスを模して運河を設けたリゾート地としてこの地を開発したことに由来します。かつては街中に運河が縦横無尽に走り優雅なたたずまいを見せていましたが、残念ながら現在ではその殆どは埋め立てられ、ほんの一地域にしか残っていません。ウエディングでは注意しましょう。
アメリカの文化は西海岸で生まれ東海岸で成熟すると言われますが、そう言う意味でもベニスビーチは現代アメリカ文化の発祥の地といっても過言ではなく、1976年にポリウレタンのスケートタイヤや、ローラーブレイドが発案されるとVenice
Beach で大流行しました。また、1970年代後半から80年代初頭にかけて、世界中から集まった多くの芸術家たちが壁画を描き、この街を活気づかせました。彼らの中には伝説のアーティストである「Jim
Morrison」等の姿もありました。1984年ロサンゼルスオリンピックで中継放送されてからはさらに多くのアーティストが集まるようになり、ユニークで創造的ないろんな人種のホーム(「Home
to melting pot of unique and create」)と呼ばれるようになります。現在でもOcean Front Walk
では、週末になると様々な人が集まり、独特の雰囲気を作り出しています。結婚式の際に体感してみましょう