歴史1

 ロサンゼルスの歴史について調べました。

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 1942年、コロンブスがついにアメリカ大陸を発見しました。それから約50年後の1542年、スペインの探検家ワン・ロドリゲス・ガブリロが現在のアメリカ西海岸最南の地サンディエゴ湾に錨を下ろしたのが最初です。そしてその後探検のため西海岸沿いに北上し、この地に足を踏み入れたことが、ロサンゼルスのはじまりなのです。当時のロサンゼルスは、少数のインディアンやバッファロー、鹿などが住む広大な原野でした。そんなロサンゼルスの初めての移住者となったのがフランシスコ派の宣教師、ユニペラ・セラです。彼は1771年、当時のロサンゼルスに移住してきました。それから10年後、メキシコから教徒集団がロサンゼルスへ移り住み、プエブロと呼ばれる村落を形成しました。彼らはインディアン、メキシコ人、黒人、スペイン人など様々な人種の11家族44人で、現在のオルベラ街に居を構えました。そしてここを「エル・プエブロ・デ・ヌエストラ・セニョーラ・ラ・レイナ・デ・ロス・アンヘルス」(天使の女王の村)と命名し、それが現在のロサンゼルス名の起源となっているのです。
 19世紀に入るとともにこのコミュニティは発展し、カリフォルニア地域の拠点となりました。1821年にメキシコへ併合されると、スペインからの独立戦争で闘った恩賜としてこの土地が与えられ、かつての軍人達が牧場主となって富を築きました。しかし、大陸の東側から新天地を求めて西進してきた開拓民と対立し、1846年にはついにメキシコとの戦争が勃発してしまいます。結局メキシコは敗れ総督が降参、戦争勃発4年後の1850年、31番目の州としてアメリカ領に併合されました。この頃金鉱の発見によって一躍ゴールドラッシュが起こり、人口は急増します。さらに鉄道が開通され、西部は瞬く間に躍進を遂げたのです。
 つまりカリフォルニアは東からの開拓民が起こした州ではなく、スペインの植民地、メキシコ領を経てアメリカの州となったのです。
 ウエディングの素敵なイメージだけでなく、このような現地の歴史にもふれながら結婚式を迎えたいものですね。



  

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