人口
約200年前、1781年に人口44人からスタートしたロサンゼルス市は、現在約360万人を抱えるまでに成長し、全米第2の都市となりました。ウエディングを兼ねての観光客も数多く見られます。しかも人種は、最初の入植者の顔ぶれ(メキシコ人、スペイン人、インディアン、黒人)を見てもわかるようにさまざまな人種の人が集まっています。これでもロサンゼルスができあがった当初は、先住民のガブリエレノインディアンが3万人ほどいましたが、その後アメリカ東部やヨーロッパ、アジアから多数の移民がやってきました。このため、同じ「ロサンゼルス市民」といっても人種的背景は雑多で、ロサンゼルスでは96の言語が使われているという説もあるほどです。結婚式のためにロサンゼルスを訪れても知らない言語が飛び交っているかもしれません。因みに全米第一の都市はニューヨーク市で、その人口は730万人と桁外れに多く、3位はシカゴと続いています。
現在、ロサンゼルス郡の人口比率は、アングロサクソン49.76%、ヒスパニック32.9%、黒人8%、アジア系8.8%となっています。ヒスパニック系とアジア系が占める割合は全米で一番高いです。ウエディングで訪れた際、思いがけずアジア系の人に会った、という方はたくさんいるようです。しかし不法滞在者も相当多いと見られていて、地続きのメキシコからの不法入国者は約50万人とも言われています。
ロサンゼルス2000年時点での国勢調査では、人口3,694,820人、1,275,412世帯、及び798,407家族が暮らしているという結果が得られました。人口密度は3,041.3/km? (7,876.8/mi?) です。1,101.1/km? (2,851.8/mi?) の平均的な密度に1,337,706軒の住宅が建っています。
この都市内の住民は、18歳未満の未成年26.6%、18歳以上24歳以下11.1%、25歳以上44歳以下34.1%、45歳以上64歳以下18.6%、及び65歳以上9.7%となっています。中央値年齢は32歳です。女性100人に対して男性は99.4人で、18歳以上の女性100人に対して男性は97.5人となっています。
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