祝祭日1
アメリカの祭日は州によって異なっています。ある州では祭日でも、他の州ではそうではない、ということがよくあります。祭日の日数は、歴史のある東部の州の方が西部の州に比べて多いようです。全米規模では、祭日をメジャーホリデーと言い、その日数は日本より圧倒的に少なく9日しかありません。
下記がそのメジャーホリデーです。メジャーホリデーの日はレストラン、ショップ、テーマパークなどが休みになってしまうことが多いので注意しましょう。結婚式の日をこのメジャーホリデーに合わせてしまうと、観光に行く場所がなくなってしまうこともあります。
祝日
1月1日 New Year's Day
日本の元旦と同じです。しかし日本ほど伝統的な行事があるわけではありません。国旗は掲揚するものの、年賀状やお年玉などのイベントはなく、料理や服装も自由です。政府機関や銀行、郵便も休みで、正月特番などのテレビ番組もありません。一方、各地で新年のセールがあります。せっかくのウエディングですから、新年一番にこの大規模なセールに行ってみてはいかがでしょうか。また、1月1日は会社や学校も休みですが、日本の三が日のような伝統はなく、会社は2日から始業です。アメリカで最大のイベントはやはりクリスマスなので、結婚式を華やかなものにしたいという方は、お正月よりもクリスマスの時期を選んで行きましょう。
1月第3月曜日 Martin Luther King Jr's Birthday
キング牧師の誕生日を祝う日です。キング牧師とは黒人の自由と平等のために活動した、「25万人演説」で有名な牧師です。キング牧師は1968年に暗殺されてしまいましたが、その意思を引き継ぐためにこの祝日が制定されました。政府機関や銀行、郵便は休みですが、会社は休みではないところもあり、国旗掲揚なども特にありません。しかし、毎年さまざまなイベントが行われています。
2月第3月曜日 President's Day
大統領の日です。今はPresident's Dayと呼ばれていますが、以前はWashington's Birthdayと呼ばれていました。アメリカの歴代大統領達を祝う日で、政府機関、銀行、郵便は休みとなり、国旗掲揚も行います。
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