歴史1
ローマは古代からの歴史があり、大変趣深い街です。興味のある方はウエディングのついでにローマの歴史をたどってみるのもいいかもしれません。
古代ローマ人は、BC753年4月21日にローマが建国されたと信じていました。この言い伝えは最近の考古学的発見によって裏付けられています。ローマ建国に関しては、神話と実話の二つの言い伝えが残っています。結婚式の記念に訪れて、この神話と実話の違いを肌で感じ取ってみるのもいいかもしれませんね。
神話では、軍神マルスと王女レア・シルビアの間に生まれた双子のロムルスとヘルスによって作られたことになっています。しかし実際は、エトルリアの王によって代々統治されてきました。そしてBC509年、ローマ人による共和制がしかれたのです。やがて支配力を強めていったローマは、BC2世紀になるとカルタゴに勝利し、ついに地中海全域を支配下におさめたのです。しかしその後ローマ国内では数々の内乱がおこり、かの有名なジュリアス・シーザーの暗殺で長く続いた内乱もようやく幕を下ろすことになったのです。
ローマ市内にいくつも残っている巨大建造物の建設が急速に進められたのは、共和制が廃止になり、皇帝がその多大な権力をふるうようになってからです。その領域もどんどん広げられ、最盛期にはイギリス北部からメソポタミア、ドナウ川、ナイル川とかなり広い範囲にまで及ぶようになりました。
4世紀になるとキリスト教が次第に台頭してきます。今も残っている数々の大聖堂が建てられたのはこの時期です。
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