結納

キレイ学のススメ ~ビューティー3~

ビューティー3|西村有紀子 キレイ学のススメ

歩きながら綺麗になる本

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは自身が出産後、体型が崩れてしまったことをきっかけに、ウォーキングを学び始め、独自のポスチュア(姿勢)ウォーキングメソッドを構築したKIMIKO氏の『歩きながら綺麗になる本』です。
毎日の歩き方で、脚が長くなる、背が3cm伸びる、お尻が小さくなる、というなんとも魅力的な効果を保証しているレッスン本です。
具体的にイラストを使って、立ち方、歩き方、が解説されています。同時に心も健康でしなやかでいられるコツが満載です。
<背あぶら絞りストレッチ><もも裏柔らかストレッチ><にんにく潰しストレッチ>は今すぐに始めたい、魅力的な効果大のストレッチです!
美しいからだと前向きな心を手に入れたい女性におススメの1冊です。

アンダーラインポイント

だらしない生き方をしている人は、だらしない背中をしています。
ついつい無防備になりがちな背中には、体の正面よりも、“素の自分”が出てしまいやすいのです。戦隊ヒーローもののドラマを思い出してください。主人公の正義の味方は、みんな姿勢がいいでしょう?背中に自信が溢れています。ところが、悪者はたいてい姿勢が悪いもの。背中が丸まっていて、いかにも卑屈な感じがします。

丸めた背中で振り向けば、まるで“コソ泥”。
伸びた背筋で振り向けば、あなたは素敵な“見返り美人”!

深呼吸で体の換気をしましょう。
きれいなものが、汚いものを押し出していくイメージで。

美しく歩きたい。
きれいな体を作りたい。
健康になりたい。
元気になりたい。
幸せになりたい。
自分らしく、充実した人生を送りたい。
そんな前向きな気持ちで、美しく歩くことに夢中になっているうちに、
いつの間にかあなたの体は美しく変化しています。気がついたら体重も変化しているかもしれませんが、それは「オマケ」。必ずそう思えるようになりますよ。

目次
Part1 「体」の姿勢は「心」の姿勢
Part2 日常生活に3センチの背伸びを
Part3 いつの間にかこんなに「綺麗」になっていた!
Part4 もっともっと自分に夢中になれる!

この本を読むと腰から下全部が脚になります!

マーフィーの恋愛法則75

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは産業カウンセラーである植西 聡氏の独自に確立した「成心学」理論のもと、マーフィーの成功哲学を踏まえて書き下ろした『マーフィーの恋愛法則75』です。マーフィーの成功哲学は起業家であればほとんどの人が読んだであろう、成功バイブルですが、その考えを女性向けに、しかも恋愛フォーカスした論理展開が新鮮です。マーフィー博士はアメリカの牧師であり、同時に潜在意識に深い造詣を持った思想家です。彼の教えは単純明快で「あなたが潜在意識で信じていることは、そのまま未来になっていく」です。
このところ潜在意識という言葉にあらゆる本で出会います。その原点とも言うべきマーフィー氏の考えを踏襲した、恋愛成功論は必読の1冊と言えます。
繰り返し、実践したい内容でいっぱいです。

アンダーラインポイント

願いがかなわないのは、自分の願いと潜在意識が一致していないからです。
もし、望むことを潜在意識の中の思いと一致させるならば、
どのようなことでも実現します。

もう実現していると思うことで、それが実現していきます。

よいことを思えばよいことが起き、悪いことを思えば悪いことが起きます。
思いは言葉を変えれば簡単に変えることが出来ます。よいことを考えているときは、積極的なよい言葉を使うようになるはずです。逆に、よい言葉多く使っていれば、思いもよいほうに変わっていきます。

相手に愛されたいと願うばかりに、
相手の気持ちを自分の思うようにしようとしてはいけません。
相手の幸せを祈ることが、
愛されるために一番効果的なのです。

真実の愛とは、
相手を自由にすることなのです。
相手を自由に出来たとき、
潜在意識はあなたにとってよい方向に
動き始めるのです。

ライバルの女性を恨んだら、
その恨みはどこへ行くでしょうか。
それは結局、自分に返ってくるのです。

お互いにほめ合うならば、
愛は年を追うごとに増していきます。

目次
Ⅰ章 考え方を変えてみましょう。
Ⅱ章 理想の未来を描きましょう
Ⅲ章 真実の愛を知りましょう
Ⅳ章 いいことだけを考えましょう
Ⅴ章 自分を愛してあげましょう
Ⅵ章 思い通りに生きてみましょう

恋愛でピンチに陥った時に、必ず救ってくれる一行に出会える本だと思います。

愛される女になれる本

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは全世界に1200万の読者を持つアメリカの著名な心理学者ジョングレイ博士の代表的な1冊、『愛される女になれる本』です。「男性は火星から、女性は金星からやってきた」くらい違う男女の思考の違いを踏まえつつ、大切な人と良い関係を築くための基本が説かれています。
恋愛につまずいた時、参考書としていつでもそっと取り出して、愛し愛される自信を取り戻すのに役立てて欲しい、そんな恋する女性に必携の1冊です。男性って、こう思っていたのね、と目から鱗は間違い無しです。

私達は誰かと親密になればなるほど「相手のことなら何でもわかる」と誤解しがちです。しかし、男と女はあくまでも「違う星からやってきた」ほどに考え方、感じ方が違います。
著者は「男女の誤解は」はお互いの論理を知らないことから生じるケースがほとんどだと言っています。たとえば、女性は大切にされているということを実感するのに「言葉」が必要なのに、男はそれを「態度」で示すのが誠実だと考える。それぞれの言い分を理解していないといい関係を築くのは難しい。男女の思考回路と行動パターンを理解し、ちょっとしたテクニックを知ることが、愛される自分になる近道なのだと説いています。

アンダーラインポイント

女が男を理解できない原因の1つに「彼が急にだんまりになって、話しかけても返事もしてくれない」とうのがある。いくら女性が相手をこちらの世界へ引っ張り出そうと頑張っても、不機嫌な様子で心を硬く閉じてしまう・・・。女性は男が自分の世界に閉じこもっていても「自分が悪いわけではない」ことを覚えておかなくてはならない。そして彼が「自分の世界」に逃避行している時には、彼をそっとしておいてあげることが大切なのだ。
彼のことをそっとしておいてあげ、あれこれと働きかけないようにすると、男はだんだんと自分を取り戻し「自分だけの世界」から戻ってくる。そして以前のかれより優しい彼になっているのだ。

女性は何かを考える時に、内向的になることはあまりない。聞き手に向かって話をしながら、自分の気持ちと考えを整理していくのだ。しかも、女性は「話を聞いてもらった」「相手と共感できた」ということに何よりも深い満足感を覚える。

男は“プライド”の生き物。
彼女から感謝されるだけで、“男らしい気分”になれる。

男には「信頼されている」実感が必要で女には「愛されている」実感が必要。

才色兼備の女性は、仕事での“有能さ”をふたりの関係にまで持ち込み、女性として大切な部分を忘れてしまいがちだ。しかし、女性が本来の優しさや優雅さを取り戻すということは、とても大切なことだ。女性らしさに触れることで、男も本来の男らしさを取り戻すことができるからだ。

人間も動物だから「追えば逃げる」という本能がある。だから、男が逃避したら自由にさせておくーつまり放っておけばいいのだ。いつかは彼は自分の世界から出てくるだろう。

ひとりでも生きていける強さがあるから、パートナーと頼りあえる喜びも深まる。

女が丁寧な言い方を心がけると男に「イエス」と言わせる確率は高まる。

目次
序章 男と女は「異星人」だからこそ惹かれ合う
1章「感謝してほしい男」と「大切にされたい女」
2章「愛される女」にはこんな理由がある
3章 男は女にこんなことを望んでいる
4章 愛を深める「一人時間」の磨き方
5章 あなたはどこまで相手を許せますか?
6章 どうすれば「男と女」は分かり合えるか
終わりに

異星人と暮らす結婚生活の中で、役立つアドバイスに感謝。

日本人数のしきたり

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは『日本人数のしきたり』です。宮内庁書稜部図書課主席研究官を務めた飯倉晴武氏が日本古来のしきたりを数を中心にしてまとめた1冊。由来や本来の意味を知らずに参加してきた数多くのしきたりや行事をわかりやすく解説しています。これから結婚し、新しい家庭を持つ中で、私達が主体となって家庭内の行事を行う上では、必ず知っておきたい内容になっています。人の生から死までの間の数にまつわるしきたりの教科書的な役割も果たしてくれる1冊です。

私達が日頃から何気なく使っている「数」には、たんに数量を表す言葉としてだけでなく、伝統に基づいた意味が込められていることがよくあります。
本書によればたとえば畳一帖の「一帖」はかつての日本の成人男子が横臥して寝られる広さを基準に決められていて、その畳を二つ合わせると「一坪」ですが、これも成人男子が生きていくのに必要な一日分の稲が取れる耕地の広さが目安になっているそうです。
それぞれの数を紐解いていくことで、私達日本人の礎となる姿が浮き彫りになってくるそんな期待感で読み進んでみてください。


アンダーラインポイント

「一」は、物事のいちばん初めの数です。昔から「一」は最もすぐれたものを表す数と考えられてきました。
日本の生活文化に大きな影響を与えてきた中国の陰陽思想では、奇数を陽数とし、縁起のいい数、重要な数として捉えてきましたが、「一」は奇数のいちばん初めとなる数であり、神、超越者、中心など、聖なる数として崇めてきました。

一月一日に掃除をしてはいけない理由
昔は、大晦日に大掃除をすませ、元日には掃除をしてはいけないといわれていました。元日に掃除をすると、福を掃きだしてしまうことにつながると考えられていたからです。

なぜ神社では「二礼二拍手一礼」なのか
なぜ二回なのかというと、陰と陽の二対を表すとともに、古代中国より尊いとされてきた奇数ではなく、二という偶数を用いることで、神々ではなく人間が祈りに来たことを伝えるためだと言われています。
ちなみに、お願いをするときは、拍手のあとにするのが一般的なようですが、神様にお願い事などするものではなく、「どうかお導きください。」とへりくだるのが本来の参拝だといわれます。

雛人形の翌日飾りはお嫁に行き遅れるワケ
雛人形の原型は、自分自身の身代わりの人形に身のケガレを託し、川や海に流す流し雛の風習から来ています。この時流す人形は藁や紙でできた簡単なものでしたが、時がたつにつれて豪華な雛人形が一般的になってくると、川に流すわけにはいかなくなってきます。
翌日も雛人形を飾っているということは、ケガレを移した人形をそのままにして厄落としをしていないことになります。そこで、「翌日飾りは嫁に行き遅れる。」といって、早くしまう口実にしたのだといわれています。


目次
「一」 のしきたり
「二」 のしきたり
「三」 のしきたり
「四」 のしきたり
「五」 のしきたり
「六」 のしきたり
「七」 のしきたり
「八」 「九」のしきたり
「十」 以上のしきたり
「百」「千」「万」「億」のしきたり

子供が生まれて30日目に初宮参り、100日目にお食い初め、満一歳の餅しょいとそれぞれ意味としきたりを調べましたが、こういった知識はママとしても必要ですね。

この1冊で読んで聴いて10倍楽しめるクラッシックBOOK

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは音楽評論家飯尾洋一氏の『この1冊で読んで聴いて10倍楽しめるクラッシックBOOK』です。
しかも、N饗オーボエ奏者であり、指揮者としても著名である茂木大輔氏が選んだ「愛」をテーマにした名曲8曲が収録されたCDが付録として付いていて695円という素晴らしい価格のこの本は絶対に買いです。
本を買ったその日から実際にクラシックを聴きながら音楽を楽しむための基礎知識を学べます。きれいな女性はきれいな音楽にも造詣が深いもの。
もっともっとのきれい度アップに役立てて欲しい1冊です。

この本では古今の作曲家から代表的な40人を選び、その人物像やエピソード、作品を紹介しています。音楽はタダ聴くだけでも十分に感動できますが、作品が成立した背景や歴史を知れば、その感動は更に深まります。なぜベートーベンが九曲しか書かなかった交響曲をハイドンは100曲以上書いたのか。なぜ、ロッシーニには晩年の作品が存在しないのか、など知るべきは史実と伝説と著者は言います。頭から読んでも、興味のある作曲家から拾い読みしても充分楽しめる内容になっています。
クラシックは敷居が高いと思っていた人にもおススメです!

アンダーラインポイント

ヴィヴァルディ
楽譜屋が清書するより早く作曲する!と豪語した仕事の速い男。
活躍を支えたのは仕事の速さ。「オレは写譜屋が清書するよりも早く協奏曲の全パートを作曲できる!」と豪語するくらいの速筆だったようだ。
たとえば生涯に残した協奏曲は500を越える。オペラだって50作以上書いている。(ただし大半は焼失)。このほかに室内楽作品や声楽曲も無数にあり、その生産能力は、まるで芸術の大量生産工場のようだ。この仕事の速さは尋常じゃない!もちろん、たんに早いだけでは大作曲家にはなれない。質も高い。500曲以上も書いている協奏曲、その代表作がかの有名な『四季』である。

ショパン
音楽史上もっとも有名なラブ・ストーリーの主人公
ショパンといえば「ピアノの詩人」である。ショパンの作品のほとんどはピアノのために書かれている。それも協奏曲やソナタといった多楽章で構成される大曲よりも夜想曲(ノクターン)や前奏曲(プレリュード)、練習曲(エチュード)など、ごく短い小曲が多い。美しいメロディや響きによって、これまでにない新たなピアノ音楽を作り出した。ショパンの愛の遍歴で有名なのは、なんといっても女流作家ジョル・ジュサンドとの恋愛だろう。ショパンとサンドの恋愛がいかに激しくも誌的なものであったか。二人がスイスのホテルに宿泊したとき、サンドは宿帳にこう書いている。
住所・・・自然 出発地・・・神 目的地・・・天 職業・・・放浪
旅券の有効期限・・・永遠 旅券の発行者・・・世論

シューベルト
貧乏でも気にしない!?歌曲王
シューベルトは貧乏だった。生まれからして貧しかった。少年時代から音楽の才能を発揮していたが、友人に「貧しくて作曲に必要な5線紙を買えない。」と告白している。
死後財産を調べてみたら、葬儀代と借金の方がはるかに多かった歌曲王・・・。忘れてはいけないのは彼には多くの支援者がいたということ。
案外貧乏ではなかった、という説もある。売春宿の常連だったようだし、友人達のおかげで定職につかずに好きな音楽活動だけに打ち込めて、実は享楽的でたんに「気にしない」タイプだったんじゃないかという気もする。

目次
Part1 これだけは知っておきたい世界の作曲家&名曲
    バロック~古典派~ロマン派
クラシックが10倍楽しくなる!おもしろ雑学集①
Part2 これだけは知っておきたい世界の作曲家&名曲
    ~ロマン派・国民楽派~近代~現代
クラシックが10倍楽しくなる!おもしろ雑学集②
クラシックの素朴なギモンQ&A
ラブリー「作曲家占い」

作曲家占いで私は大好きなバッハでした。バッハの曲を最初からずっと聴いてみよう。

和田先生が教える勝ち組女になる技術

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは東京大学医学部から米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、精神科医である和田秀樹氏による『和田先生が教える勝ち組女になる技術』です。男性からの視点で書かれていますが、まだまだ男性主導の社会の中での女性の立場や、結婚による勝組みなど、男性抜きでは語れない女性の勝ち意識論を明確に提言した1冊です。それぞれ勝ち組の定義は違うものの、一般的に勝ち組と言われる女性になるためのハウツーが細かく記されています。今からでも遅くない、勝ち組女になるための技術を学びたい女性におススメの本です。

どうせ結婚するなら金持ちや「勝ち組男」と結婚する方が、あとあと有利だし、得をすることが多いのに物質的な幸せだけを求める愚が説かれることが多い。資本主義の世の中なのだからあるに越したことはないというのが著者の論理です。金持ちや「勝ち組」の男がすべて性格が悪いとか、威張っているとは限らないし、そういう男性に対して女性がイニシアチブをとれないわけでもない。お金や地位と性格の良さを両立させて「勝ち組」になるにはどうしたらいいかの著者の本音が素直に語られています。


アンダーラインポイント

頭のいい女性とは・・
認知心理学によれば、「頭のよさ」とは「問題解決能力」のことだとしている。
問題解決能力とは知識を使って推論し、問題を解決する能力のことである。
最近の心理学ではその「頭のよさ」に問題解決能力が感情によって左右されない力を付け加えている。これは自分の感情をコントロールし、他人の気持ちが理解できる能力のことである。

モテル知的女性とは
アメリカの女性を見ると、知的な女性ほど身だしなみには金と神経を遣っている。
元ファーストレディで現在は上院議員のヒラリー・クリントンなどはいい例だ。
経済ニュースなどで日本のマスコミにときどき登場する女性社長なども、みなすごく綺麗にしている。
女性に人気の林真理子さんを見ればよい。つまり女性は年を重ねるほど、自分自身に投資している方が美しさもそれに応じて増していくものなのだ。

小人物と付き合っていては、自分もそれに見合った人間になってしまう。その点で「勝ち組」を目指すあなたには、同級生レベルの相手と恋愛ごっこをしても糧にならないことを知っておいてもらいたいと思う。ハイレベルな男性と付き合っていれば、会話1つを取っても教養ある大人としての経験や知識が盛り込まれている。食事をするにも近くの居酒屋ですませるようなことはあり得ない。そういう男性と過ごしながら、あなたは自然に自分自身が磨かれていくのを感じることだろう。

結婚すると妻は夫にとって母親のような存在になる。それならば、妻となる女性は積極的にその立場を利用した方が得をする。たとえば、夫が浮気をした場合、もちろん悪いのは夫なのだから妻が怒るのは当然だ。しかし、その怒りは女としてのものであることを知っておいた方がいい。母親ならば、我が子がどんなに悪戯をしようとも、最後には許すものだ。女としては許せないとしても、ここは1つ母親に徹して泰然と構える。
しばらくすれば、夫は悪戯がばれた子供のように申し訳なさそうに帰ってくるものである。
そうなれば妻には大きな貸しが出来ることでもあり、「今度、そんな悪戯をしたら許しませんよ。」と釘を刺しておけば、少なくとも当分の間、夫は妻のよき僕になってくれることだろう。


目次
第一章「勝ち組女」の時代
第二章 頭のいい女になる技術
第三章 恋愛で「勝ち組」になる技術
第四章 仕事の「勝ち組」になる技術
第五章 対人関係で「勝ち組」になる技術
第六章 いい女になる技術
第七章 人生の究極の「勝ち組」になる技術
エピローグ「女の武器」とは何かを考える

知的女性が望まれる時代は、私達も努力のし甲斐があるというものです。

神社の由来がわかる小事典

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは全国の神社の宮司の80%を輩出している國學院大學神道科の教授であり同大学院の教授を務める神道学博士、三橋健氏の『神社の由来がわかる小事典』です。初宮参り、七五三、結婚式、厄除け祈祷、お正月の初詣と、人生の中で節目節目に訪れる神社について、私達はどれだけの知識を持っているでしょうか?私の母校でもある(私は史学科ですが)國學院大學教授の三橋氏がわかりやすく、しかも妥協のない論述で、神社を起源、ご利益、社格の違いなどを解説しています。
「神宮」「神社」「大社」の違いは?など普段何気なく接していたけど、知らなかったという神道のいろはを教えてくれます。小事典というだけあって、折にふれてページをめくり知識を確認することで、神社めぐりを一層楽しく充実させてくれる1冊です。


アンダーラインポイント
神社を参拝するには、一定の作法がある。神社参拝は神社へ参拝しようと思い立ったときから始まる。神社によっては一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居というようにいくつもの鳥居がある。そして望ましいのは一の鳥居から順番にすべてをくぐって拝殿に進むことである。
参道の中央を正中といい、これは神の通る道といわれている。したがって、中央を堂々として進んでいくのは礼儀に反することになる。

正式参拝の場合は社務所で申し込みを行い、拝殿に上がる。拝殿では、まずお祓いを受け、続いて神職によって祝詞が奏上される。その後玉串を神前にささげ、二拝二拍手一拝の拝礼を行う。参拝が終わると、席をあらためて御神酒をいただく。これを直会(なおらい)と言っている。
 
正式参拝のときに、参拝者は神職から神前にささげる榊の小枝を受ける。これを玉串という。この玉串を神前にささげて拝礼することが玉串奉奠(たまぐしほうてん)である。

「おみくじ」は「御神籤」と表記する。古代、まつりごとの重要な決定にあたり、神意をうかがうためにくじ引きを行った。これがおみくじの起源であるとされ、神道神社独特のものである。現在のような参詣者一般向けの形となったのは鎌倉時代であるとされる。のちに寺院でもこれをまねて行われるようになった。寺院では「御仏籤」と表記している。

熨斗袋(のしぶくろ)に入れて神前に供える金銭のことを初穂料という。初穂とは、はじめて収穫した稲穂を神前に供えることである。したがって、本来は新嘗祭でその年にはじめて実った稲穂を神に供えることであり、金銭を持って初穂に代えるようになったのである。


目次
序章 神社とは何か
第一章 神社の定義
第二章 神社の歴史
第三章 神社の祭神
第四章 神社の祭祀
第五章 神社進信仰の諸形態
第六章 神社の参拝
第七章 神社の建築
第八章 神社の文化財
終章 神社とパンテオン

私は高校一年生から大学を卒業するまで神社で巫女さんでした。

大丈夫!うまくいくから

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはエッセイスト浅見帆帆子氏の『大丈夫!うまくいくから』です。ベストセラーとなった『あなたは絶対!運がいい』の著者でもある浅見氏自らのサクセスストーリーの、秘密を易しく紐解いた1冊です。
ほのぼのとした著者のイラストも癒しながら読者を勇気付けてくれます。
感謝がすべてを解決してくれる、という考えの下、毎日を楽しくし幸せに送る秘訣を図解とともに説いています。
ホッと心が温まる読後感は、浅見氏独特の世界観によるものです。
不可能と思えることを可能にしたい人にぜひおススメです。

戦争や飢えで苦しんでいる人々がいるときに、自分の幸せを優先するのは間違っているような気もします。でも、一人一人が幸せでなければ、世界が幸せになるはずがありません。
みんなが自分の生活の中に幸せを見つけて生きていればその集合体である世界も幸せという考えから、著者は「ひとりひとりの精神レベルが上がって、自分の生活に満足して幸せを感じる人が増えれば、世界の戦争や紛争もなくなっていくと、「意識の改革」をこの本によって実現しようとしているのです。

アンダーラインポイント

小さなラッキーならすぐに起こせる。
基本は自分の心をいつもプラスの状態にしておくこと、つまり明るく楽しく穏やかにしておくことで、思っていることが形になるのです。
親切にする
周りの人に穏やかな気持ちで接する
礼儀正しくする
小さなことにイライラしない
目の前のことを一生懸命やる
不安や憂鬱な気持ちを持たない
いつも心がウキウキワクワクするように過ごす
笑顔で過ごす
身のまわりをきれいにする
このようなことに注意して過ごしていると、知らない間に心の中にプラスのパワーがたまって、運のいいことや、小さなラッキーなことが突然起こります。

本当に、心の奥底からそうなる予定があるように思い描くには、少しでも不安を持ってはいけないのです。この漠然とした不安が足を引っ張っているのだと気づきました。
そこで、不安を感じなくても済む思い描き方を考えました。それは・・・、かなえたいことのひとつ先のことをするのです。「それがかなったら、次はどんなふうに発展していくかな?」と考えて、いまできることがあれば、先に動いてしまうのです。

こうして不安を感じないで思い描いていると、現実になるスピードがどんどん速くなるのを感じるはずです。事の大小に関係なく、すぐに現実に起こるのです。

自分が準備しただけ現実になるのです。

目次
まえがき
第一章 日本中で意識の革命が起こっている
第二章 人の意識は現実を動かすパワーがある
第三章 精神レベルの中級編になると、こんなことが起こる。
第四章 日々、精神レベルを上げる私流の方法
第五章 今こそ、意識の力で世界を平和にしよう

今日、昨晩話していた希望の話がわずか1日で実現してしまいました。神様に感謝・・・。

この一冊で西洋と日本の美術がわかる本

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは洋の東西を問わず、時代の古今を問わず絵画、彫刻、陶磁器、浮世絵、工芸など広く「美しいもの」を鑑賞し、それにまつわる歴史的背景などを語り合うことを楽しむグループ、美術鑑賞倶楽部による『この一冊で西洋と日本の美術がわかる本』です。簡単に楽しみながら美術の教養が身に付き、美術館での絵画、美術品鑑賞をする際の基礎知識として、ぜひ読んでおきたい1冊です。
時代背景や作家の人となりを知らずに鑑賞するのとは一味違った深みをもたらしてくれる美術初心者必携の本です。きれいな女性はきれいなものに造詣が深くあって欲しい、そんな希望を込めて、おススメします。この1冊をバッグに入れて美術館へGO!


アンダーラインポイント
中世の絵・・・どうしてあんなに下手なのか?
絵の細部を眺めてみると、素人でもわかるような稚拙な表現が目につくのである。
遠近感がおかしかったり、背景に描かれた家がゆがんでいたり、人間の頭があり得ない方向にねじれていたり、不自然な構図、ポーズのものが少なくないのだ。なぜ中世の絵画は“下手”なのだろうか?その理由は当時の絵画は芸術家による美の追求や、自己表現の所産として生まれたものではなく、キリスト教の布教を目的として描かれたものだったからである。
文字の読めない人が多かった時代「目で見る聖書」の役割を果たしたそれらの壁画は、キリスト教の布教に大いに貢献したのである。

聖母マリア像・・・なぜどの絵も赤い服に青いマントを羽織っているのか?
その理由は宗教画の約束事によるもの。まず、マントが青く塗られたのは、「青」が聖母マリアの色と決められていたからだ。キリスト教では聖母マリアは「海の星」とも呼ばれるところから、海の色である青が、聖母マリアのシンボルカラーとされているのだ。
また、衣服の赤は、命を生む「神の母」や「慈悲」を象徴していると考えられてきた。
そのマリアのマントを着色するときには、必ず「ウルトラマリンブルー」という顔料が用いられた。ウルトラマリンとは「海を越えてやってきた」という意味であり、ラピスラズリという宝石を砕いて作った顔料。もちろん非常に高価な物だった。一方、マリア以外を着色するための青には安価な顔料が用いられた。

ひまわり・・・ゴッホが描き続けた理由は?
ひまわりへのこだわりは、ゴッホが牧師の家に生まれたことと関係しているといわれる。
ひまわりは、太陽に向かって咲くところから、信仰や愛、忠誠心の象徴と考えられていたのだ。
彼の描いた『ひまわり』の大半は、十二本のひまわりで構成されているのだ。
十二という数字は、キリスト教では特別な意味を持つ。キリストには十二人の使徒がいたからだ。むろん、ダ・ヴィンチの描いた『最後の晩餐』にも十二人の使徒の姿が描かれている。

ロダンの『考える人』・・・いったい何を考えている?
ロダンには妻がいたのだが、ちょうど『地獄の門』の構想を練っている時期、彼は教え子のカミーユと関係を持ってしまう。だが、ロダンは優柔不断で、妻とも別れられない。
そうこうしているうちに、妻が病気になり、ロダンは妻のもとに帰る。そのショックでカミーユは精神に異常をきたし、亡くなるまで精神病院で過ごすことになる。
つまり、『考える人』がロダンその人だとすれば、それは不倫の三角関係に悩む男を描いたものであり、何を考えているかといえば、「妻をとるか、愛人をとるか」を考えているとも解釈できるのだ。


目次
第一章 原始・古代から中世ヨーロッパ美術
第二章 近世・近代のヨーロッパ美術
第三章 「印象派」の誕生と画家たち
第四章 十九世紀末から二十世紀のヨーロッパ美術
第五章 古代から室町時代の日本美術
第六章 安土桃山・江戸から現代までの日本絵画
第七章 世界にも影響を与えた「浮世絵」
第八章 日本の陶磁器

学生時代メセナ流行で、世界中の名作を見れた私達は幸せ者です。

男を理解できない女 女がわからない男

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはベストセラー『トリックの心理学』で有名な思考心理学者で樺旦純氏の恋愛心理本『男を理解できない女 女がわからない男』です。
人間関係で難しいのは、相手の心が読めないこと。もし相手の心理がわかったら、それに適応した対応をしたほうがうまくいくし、こじれた場合も仲直りしやすい。男女の場合のまったく違ったそれぞれの心理を理解しながら、出会いから結婚、または別れまで、うまく男女が共存していく方法論を提案しています。読み終わる頃には、周りの異性や友人知人、さらに自分自身についても深い理解が得られる、おススメの1冊です。

何気なく口にしたことが悪意に取られたり、好意に取られたりと、男女間では見方、考え方、感じ方が違うから誤解を招きやすい。それがもとで、勘違いしたり、ケンカに発展したりしてしまうこともある。それは、男性は女心がわからず、女性は男心が理解できないからだと著者は指摘します。


アンダーラインポイント

女がほしいのはアドバイスよりほめ言葉。「女のほめ方」にもルールがある。
洋服やアクセサリーの1つでも、ほめられれば女性は喜ぶ。デートのたびに、何かほめられれば、また会うのが楽しみになり、さらにおしゃれに気を使うようになる。
また、相手が気付いていない点をほめることで、相手をいい気分にさせることができる。
なぜなら、相手は新たな自分を発見することで自己拡大の喜びを感じ、「この人は、自分のことを本当によく見ていてくれる」と、あなたに好意を抱き始めるからである。

障害の多い愛が盛り上がるのは、心理的リアクタンスが働くから。障害のあるうちは実物以上にお互いがよく見えるが、なくなったとたんに愛は一気に冷める。

人間は所詮は動物であり、優れた遺伝子を残したいという本能を持っている。
理想の結婚相手とは、女性なら強い男性、男性なら美しい女性。つまり、子孫を残すのに有利かどうかだけなのだ。

男はなぜ、女の過去を知りたがるのか?
いまの恋人に過去の恋愛やその相手について聞きたがる人には、自分に自信がない人が多い。人は誰しも嫉妬の感情を持っている。無意識のうちに他人と自分とを比較して、相手が自分よりも優れていれば羨望や嫉妬を抱き、自分よりも劣っていれば優越感に浸る。
なぜ、女はいつも一緒にいたがるのか?いつも一緒にいたがる女性は依存心が強い人。
つねに相手に対して「~してほしい」と要求する。しかし、要求が増えるほど相手の心は離れていく。

ブランドにこだわる女、こだわらない男
女性の場合「他人志向的」な性向がしばしば見られる。つまり、女性は他人の目に映る自分の姿(実は、映っていると思い込んでいる姿)によって、自分を評価する傾向が強いのだ。


目次
1章 「男と女」誤解はここから始まる
2章 恋愛がうまく行く人、行かない人の共通点
3章 ベストカップルはどうすれば生まれるか
4章 男と女のすれ違い なぜ分かり合えない?
5章 理想を追いつづける男、打算的な女

男女の心理は永遠のテーマですね。