そ｜用語
装花
装花とは、挙式会場・披露宴会場を飾る花の総称のことをいい、ふたりが座るメインテーブルを飾る装花、ゲストのテーブルに飾る卓上装花、ウェディングケーキを飾る花などを指します。現在ではアイデア豊富に様々なものに花の装飾が用いられます。会場を華やかに演出する大切なアイテムのひとつです。装花は持ち込みができることもありますが、その場合はやや高めにつきます。また、ホテルや専門式場など一日に何組も会場を利用する場合は、装花の持ち込みを禁止しているところが多いようです。会場によってセットプランに含まれている内容が異なり、装花一式と書かれている場合もあるので、事前に何が含まれるのか確認をしておくとよいでしょう。パッケージプランには最小限のボリュームしか含まれていないことが多いので、ブライダルフェアで実際に印象を見て、必要ならグレードアップすることも検討してみましょう。披露宴の終了後にゲストがお土産として持ち帰る事ができるように、鉢植えの装花を飾ったり、装花をばらして花束にしてくれたりするなどの工夫がされている場合も多いです。
ソーティング
ソーティングとは、鑑定機関の発行するダイヤモンドの簡易鑑定書のことをいいます。ダイヤモンドの4C（カラット・カラー・クラリティ・カット）と蛍光性、ダイヤモンドのサイズ（最小径・最大径・高さ）が明記されています。鑑定書と異なり、カットグレード詳細の記述（テーブル・パビリオン部の比率、キューレットサイズ等）は記載されていません。小袋にソーティングシートとダイヤモンドルースが入っていて、正式な鑑定書のような冊子にはなっておらず、サイズもコンパクトです。ソーティングは、主に業者間取引において使用されています。取引時に鑑定書も付随すると、鑑定書が痛んでしまう、かさばるという理由から、通常ダイヤモンドの鑑定結果は、ソーティングを最初に出し、鑑定書は発行しません。鑑定書はダイヤモンドルースが小売店に卸された後、顧客へ販売されてから発行されることが多いです。
外式チャペル
外式チャペルとは、ホテルや専門式場の建物内ではなく、ガーデンや屋上に建てられたチャペルのことをいいます。ホテルなどの建造事情にとらわれず、高い天井や、ゆとりをもったバージンロードを設けることが出来るのが最大のメリットです。緑の中や見晴らしのいい場所など、良いロケーションに建てられていることが多く、フラワーシャワーやバルーンリリースなどのアウトドアならではの演出が可能です。また、高い天井や自然光を採り入れた広い空間、ステンドグラスや装飾、ゆとりをもったバージンロードなどを設けることも出来ます。
ソフトスレンダー
ソフトスレンダーとは、ジョーゼットなどの柔らかい素材を使ったスレンダーラインのことをいいます。縦のラインを強調するスレンダーラインは細身に見せる効果があります。スレンダーよりももう少し広がりが生まれ、身体の線がはっきり出にくくなるため、妊婦やぽっちゃりした体型の方にもお勧めのデザインです。柔らかくゆとりがあるため、動きやすさと同時にフェミニンな雰囲気も演出できるため、ソフトスレンダーは大人っぽい雰囲気の女性によく似合います。
ソフトフォーカス
ソフトフォーカスとは、画面を柔らかく見えるようにする撮影テクニック、もしくは、柔らかい光に包まれたようなぼかしを入れた写真のことをいいます。花嫁の横顔や、ガーデンなどの自然の中でのロケーション撮影の際にソフトフォーカスを利用するとファンタジックな雰囲気を演出することができます。ピントには芯があり、ソフトフォーカス用のフィルターを着けたレンズで撮影することでぼかしを出します。したがってピントがボケているものはソフトフォーカスとは言いません。ソフトフォーカスよりもぼけ味が強く、被写体がまるで霧の中にいるかのようなイメージを表現できるフォギーフィルターもあります。
ソリティア
ソリティアとは、リングの真ん中にセンターストーンを一粒だけ配したデザインのリングのことをいいます。ひと粒石を爪で持ち上げ、光が入るように工夫されたセッティング方法で、現在エンゲージリングの代表格になっている６本爪は、ティファニー社が考案したスタイルです。これは、ダイヤを持ち上げる爪の間の四方から光を受けやすいため、ダイヤの輝きを得られやすく、ダイヤ本来の美しさを際立たせる効果があります。フランス語で「ソリテール」といいます。